こはくのひとり処

小説を書く限界腐女子オタクが日々思ったことについてひとりごとを溢していく処。

ポカリのCM

 

毎年恒例というものは

日本人の性に合っている気がします。

こんばんは、こはくです。

 

私は一昨年くらいからシリーズとして

やっているポカリのCMが大好きです。

あのガチダンス青ダンスでお馴染みの

中学生高校生がキレッキレに踊ってるやつ。

ダンスも然ることながら

曲や演出も好きで。

メイキングやドキュメンタリーも

観てるくらい好きです。

 

ガチダンスは好きすぎて覚えました(笑)

 

今年はキャストも新しい方になり

「汗は君のために流れる」をキャッチコピーに

3つの教室から3人がそれぞれスタートし

しかもそれを3人同時

ワンカットで撮るという

一人の失敗も許されない

攻めた演出で最高です。

 

その今回のオーディションで選ばれた

3人の内の一人の女の子が

 

「私は量産型になりたくない」

 

ってドキュメンタリーで語っていて

そういう気持ちを高校生の時分できちんと

恐れず言葉にできるってすごいなと思いました。

 

で、このCMについて色々検索してたら

 

「ポカリのCM ウザイ」

 

ってというサジェスワードを見つけて

えっ、ウザイ!? なんで!?

と思ってしまいました。

私は微塵もウザイと感じなかったのです。

寧ろめっちゃ良いCMじゃんって。

 

どうやらこのCMの

 

制服で踊る!青春!青!

青春ってこういうものでしょ!?

 

という雰囲気が押し付けがましいと

感じる方も一定数いらっしゃるようでした。

そうなんだあ...そんなこと考えもしなかったなあ。

と、考えさせられつつ。

 

個人的には是非このCMのドキュメンタリー

観て欲しいんですけど、

(公式YouTubeにアップされてる)

このCMに出ている中学生高校生のみんなって

このポカリのCMに出たくて、

このCMに出ることを夢見て日々踊り込み、

オーディションを勝ち抜け、

受験問題や大人達からの賛否両論も受けつつ

それでもこのCMに出るのが夢だった

キラキラした目で話してるんですよね。

 

中には不登校になってしまった女の子とか

オーディションに落ち続けてきた男の子とか

コンプレックスを抱えた子とか

ただただ踊ることが好きな子とか

できるなら踊りで将来食べていきたい、

でも上には上がいることを痛感している子とか

いろんな学生達が

いろんな思いでこのCMに出ることを目標に

今しかないこの時を全力で生きている。

 

それって決して青春の在り方の

押し付けではないのではないかと思います。

これはこの子たちの

この子たちだけの青春の在り方。

それをテレビを通して

なんか洒落臭いCMだなって観ている私たちとは

全く関係ない。

 

全く関係ないけれど、

このCMシリーズを通して

希望や夢を抱く中学生高校生もいるんです。

 

勿論、全員が全員このCMに

良いイメージは抱かないかもしれない。

確かに押し付けがましく感じるかもしれない。

 

でもそれはあなたの感情であって

彼らの思いとは全く違う方向を向いているし

彼らはそんなつもりで踊ってない。

それは確かだと思います。

 

「キミの夢は、ボクの夢」

「自分は、きっと想像以上だ」

「潜在能力を引き出せ」

「いと無敵テンション」

「汗は君のために流れる」

 

耳障りのいい言葉かもしれない。

でもこの言葉に救われている人もいるんだって

思うなあ。

 

私は好きです。このCM。

 

 

今宵のBGMは

大塚製薬さんで「汗は君のために流れる」でした。

ごきげんよう