こはくのひとり処

小説を書く限界腐女子オタクが日々思ったことについてひとりごとを溢していく処。

うるうるうるうってきた

 

東京事変2〇2〇.7.24

vision特番ニュースフラッシュ 

都内の映画館にて観て参りました。一回きり。一度きりの観戦にしました。

 

本来だったら私は4月の名古屋に参戦予定で、ギリギリまで淡い期待を抱いていたのですが中止になってしまいました。 

そこに舞い込んだ『閏vision特番ニュースフラッシュ』。複雑な気持ちでしたが映画館で観ようとチケットを取りました。

この禍の中で今や色々なイベント、ライブ、朗読劇や演劇などがオンライン配信で開催されているのを私はなんだか釈然としない気持ちで見守っておりまして……。オンラインで開催されるもののチケットは買わずにいました。勿論配信することが間違っているとは思いません。ですが、やっぱり現場が好きな私はその場の空気やそこに集まっているそれを好きな人たちと共有する視界などにもお金を払って観劇したいと思っているので、単にこのライブ形式が肌に合わないんだと思います。

で、今回行ってきたのです。映画館に。

 

なんだろう。なんかね、今回の特番のセットリストは事前に公開されていたのでなんの曲やるんだろうっていうドキドキはなかったのですが、もう一曲目『新しい文明開化』の「Knock me out now」から号泣しまして(笑) 案の定。

ああ東京事変の再生だ……っていう気持ちと、これ生で観たかった……っていう気持ちと、彼らのライブの客席に誰も居ない、歓声も拍手もない……っていう気持ちで嬉しさ三割悲しさ七割の涙でした。

 

終始、静か。

 

セットリストを見た時に「えっ、この曲の時どうなるの?」って思った『某都民』と『OSCA』のレスポンス。本来なら聴こえたであろう叫んでいたであろう「東京!」とか「オスカ!」とかベースソロでの「師匠~!」とか。なんにもない。でも林檎ちゃんは『OSCA』で「OSCA!揃えろ!」と拡声器を客席に向けてくれた。客席に手旗を振ってくれた。そのお姿を見ていて、また泣けてきてしまって。

 

でも悲しいだけじゃなく、終始事変のみなさんがたのしそうで本当に良かったと思いました。林檎ちゃんもとしちゃんも師匠も浮ちゃんもわっちも笑っていたし、時々チョケてた(笑) 本当としちゃんが死にそうな鬼セットリストでしたね(笑) 林檎ちゃんもとしちゃん見て笑ってた。

 

『某都民』からの『選ばれざる国民』然り、『復讐』からの『永遠の不在証明』というセットリストも最高でした!『永遠の不在証明』では黒いコートを羽織り赤い帽子を手に、この一曲のために衣装チェンジした林檎ちゃんは、延期になってしまった名探偵コナン『緋色の弾丸』への敬意が込められていたのかなと思いました。無事にコナンくんの映画も公開されますように。

 

記憶すぱーんと抜けるくらい全曲最高だったんですけれど、個人的に心に深く刺さったのがわっちのアレンジから始まった『スーパースター』です。こんな時だからこそ、こんな時に聴けてよかった一曲でした。泣いた。いや、私は終始泣いてるんですけれどね。あと『キラーチューン』。これも号泣曲です。

 

贅沢だってわかっている。けれど、生で聴きたかった。生でお会いしたかった。でもこうやって特番という形でライブを配信してくださったことにも感謝している。何よりも東京事変が無事に再生してくれたことに感謝しています。でも、でも。

 

拍手も歓声も手旗の音もしない東京事変のライブは、私には少し切なく、悲しかったです。

 

いつの日か、そう遠くない未来で東京事変のみんなに会えますように。あなたは私の一生もの。またあなたに会えるのを楽しみに待ってさよなら!

 

 

今宵のBGMは

東京事変で『OSCA』でした。

ごきげんよう