こはくのひとり処

小説を書く限界腐女子オタクが日々思ったことについてひとりごとを溢していく処。

低予算現場

 

男「食べ物何が好き?刺身とか食える?」

私「どうですかね〜」

男「え、アクアマン観に行こうよ。取り敢えずLINE交換しよ」

私(何この人...魚推しなの...?)

 

刺身の話の後にアクアマンの話をする男に

新宿でナンパされました。

勿論交換していません。

こんばんは、こはくです。

 

週末の土日、某アイドルの

夏の2ndライブの予行練習を兼ね

昨年の1stライブの鑑賞会を

新宿のパセラでやってきました。

予行練習なので連日です。

楽しかった〜今年のライブも楽しみだあ〜。

体力つけて運動してご飯食べて

健康で文化的な最低限度の生活を送ろう。

全ては推しに会うために。

 

その後、例の広告をやっている表参道にも

お付き合いして頂けて

推しの繊細で美しい睫毛をバシャバシャ

カメラで撮って来ました。マジでありがとう。

凄いなあ。どんどん大きくなるコンテンツ。

嬉しいなあ〜ってしみじみ感じました。

 

その後お茶しながら、

小説の書き方の話とか

どう向き合っているかとか

結構Twitterでは言えない事とか

マジな悩みとかを

ご相談させて頂いたり

お話を聞かせてもらったんだけど、

 

んもう、めちゃくちゃ勉強になった...!!

 

「小説ってどう書いてますか?」って

誰にでもそう簡単に聞けないし

ピンとくる返事が返ってくるわけでもないし

二次小説を書く人とお話をさせて頂いても

「いやそれよりもこんな話萌えない?」

って、その、なんて言うんでしょう...。

味の話ばかりで

作り方の話が聞けなかったりして。

で、週末お付き合い頂いた方は

唯一そういうお話にも真面目に真剣に

きちんと考えていて答えてくれて

「私はこういう時こうしてるよ」って

教えてくださる方で!!

私はお会いする度に馬鹿みたいにいつも沢山

質問攻めしてしまいます...嬉しくて...。

 

そしてそんな中で発覚したのがハンディカメラ問題。

 

きっかけは

「私はどうしても長文(長編)が書けなくて困る」

という私の長年の悩み。

オリジナルも二次もなかなか文字数書けなくて

勿論文字数だけが

全てではないとわかってはいるけど

やっぱり私は自分に納得がいっていなくて。

どうやって書いているんですかとお尋ねしたら、

 

「〇〇と△△がいるとすると」

「うんうん」

「こっちに1カメこっちに2カメがいて」

「え」

「この辺に3カメがいて3カメからの描写を」

「え、3カメ?カメラそんなにいるんですか?」

なんならドローンも飛んでる

 

えっ!待ってください。

えっ、私.....ハンディカメラだ......。

 

本っ当にびっくりしました。

その人の書いている時の頭の中には

カメラさんが3台もいることにも、

私の場合は

ハンディカメラだったということにも。

 

え〜〜そら表現力豊かなわけだわ〜〜!!

 

制作会社がでかかった...人材が豊富だった...。

お話を伺ってよく考えてみたら

私は多分ハンディカメラで撮ってるし、

編集も粗くジャンプカットで

ばすんばすんに切って繋いでるし、

その御方が映画監督的な立場から

小説を書いているとするなら

私は新人YouTuberだ...。

その御方が何万字もの2時間映画1本分

長編を書いているとするなら

私が書いているものは

8分程度のYouTube動画だ...。

 

もう、衝撃が凄かったです。

そうか。そうかそうか。

すごくスッキリしました。

んもう圧倒的人材不足〜!!

 

書くことが自分でもよくわからなくなっていて

読むことも、何が良いのかどこが良いのか

よくわからなくなっていて疲弊していて

最近SNSすらしんどいなぁって思っていて。

お話できて本当に良かったなと思いました。

それと同時にとてもありがたいなあって。

こういうお話ができること、

してくれる人がいてくれることが、

とても救いになっているなあって。

 

帰り道、地下鉄に揺られながら、

私はまだ書いていたいなあ。

書きたいな。

まだ書ききれていないよな。

もっと胸を張って堂々と

傑作と言えるようなものを

書きたいなあ。

なんて、歯をくいしばることができました。

 

ありがとう。私たぶんまだ書ける。

ありがとう。

 

 

今宵のBGMは

amazarashiさんで「それを言葉という」でした。

ごきげんよう