こはくのひとり処

小説を書く限界腐女子オタクが日々思ったことについてひとりごとを溢していく処。

「盗作ですよね」のその一言。

 

最近のモヤモヤをここに吐きたい。

ハッピーではないことなので

もしも気分を降下させてしまったら

申し訳ない。

けれど是非共有したいことなのです。

 

なんか最近偶然にも立て続いて

私の好きな作品(コンテンツ)だったり

私の好きな作家さんの

盗作疑惑を目にするんです。

何...そういう星の巡り?周期なの?

よくわかんないけど、とにかく

私が好きだなあと思っているものや人が

傷付けられている現場に遭遇するんです。

 

私は当事者でもなければ関与しているわけでもなく

ただ「ああ...なんて事だ...」って思うだけなんですが

それでも私の好きなもの、作品、人ですから

そういったものが悪意に充ちた言葉で

傷付けられているのを目撃すると

非常にかなしくなります。

 

盗作っていうのは。

楽をしたいとか、

羨ましいとか、

憧れとか、

自分も利益を得たいとか、

そういう感情から生まれるような気がするんですが

していい事ではないですよね。勿論。

 

盗作をされた側にしてみたら

自分のオリジナリティを無断で礼儀もクソもなく

勝手に拝借されて

それで利益を得られてしまうわけですから

そらもう何してくれんねんって思いますよ。

盗作をする作家というのは最低です。

ファンの方には必ずバレるし、

失うものの方が遥かに大きいです。

 

自分が好きな作品や好きな作家さんが

盗作された側として被害に遭っていたら

私だって怒り心頭です。

ちょっとツラ貸せやって言います。

 

でも、盗作を疑う時。

その疑う時間ってどのくらいですか。

気付いてすぐその人に対して

「それ〇〇さんの盗作ですよね?」って

言えますか?断罪できますか?

 

もしそれが盗作じゃなかったら、まで

考えていますか?

 

盗作をしていないのに

「盗作ですよね」って

人の目のある場所で言われてしまった作家が、

しかも盗作されたであろう本人ではなく

そのファンの方に言われた作家が、

そのあとどうなるか

考えていますか?

 

盗作はいけないことです。

他人の個性を殺すことだ。

でも、謂れのない盗作疑惑をふっかけられて

悪意に充ちた強い力を持った言葉たちで

殺される作家もいるんだ。

 

ここ最近、そんなことを目の当たりにして

小説の勉強をしている時に先生に

「王道はウケるから王道なんだ」

って教わったことを思い出しました。

 

勘違いして欲しくないのでもう一度書きますが

盗作はいけないことです。許されないことです。

盗作は恥ずべき行為です。

私は盗作肯定派ではないです。

 

でも、もしも

これって〇〇の盗作なんじゃないか

って疑う場面に出会したら

まずは、

自分の手の中や頭の中にあるものを

もう一度見てみて下さい。

言葉にする前にもう一度周りをみて下さい。

何度も考えてみて下さい。

疲れるくらい考えてみて下さい。

お願いです。

 

それでも盗作だと確信したら

「盗作ですよね」と問う自分、

盗作疑惑をかけられた作家、

盗作されたであろう作家、

その全ての人生を左右する覚悟をもって

最後まで責任をもって断罪して下さい。

 

お願いです。

全力の愛と熱意を注がれて生まれた作品を

簡単に無責任な言葉や態度で殺さないで下さい。

批難をする為の言葉の力ってすごく強いんです。

 

盗作していないのに盗作疑惑をかけられたら

その作家と作品がどうなるのか。

読み手だろうが書き手だろうが

クリエイターだろうがファンだろうが関係なく

いろんな立場から考えてみて下さい。

私も考えます。

 

最近、私の好きな作家さんが

身に覚えのない盗作疑惑で

盗作されたであろう作家さんのファンの方から

たくさんの誹謗中傷の匿名メッセージが届き

活動を辞めてしまいました。

私は当事者ではないのでその真偽はわかりません。

だからこそ考えます。

この記事を書くこと、

見てくれている人がいるのかわかりませんが

公開するべきかどうかも、

ものすごく考えました。

考えて、書きました。

 

私もこれからも考えます。たくさん考えます。

どうか一人でも多くの方が

この問題について考えてみて下さいますように。