こはくのひとり処

小説を書く限界腐女子オタクが日々思ったことについてひとりごとを溢していく処。

どこかの19歳の君へ

 

ぶっちゃけ自分の年齢とかもうわかんないです。聞かれてもぱっと出てこないです。歳ですかね……。

こんばんは、こはくです。

 

 

私事ですがレベルアップしました。今年も無事に9月30日に誕生日を迎えました~。もう自分の誕生日にはしゃぐような純情な心はとうの昔に廃れてしまったのですが、9月30日って毎年なにかしらあるんですよね。世の中的に。今年はほら、増税前最後の日ですし……。あと例年参加している諸々の賞の応募締め切り日だったりしてちっとも祝う雰囲気ではないんですよね……。

 

でも!聞いてください実は9月30日ってツキプロ。での私の最推し八重樫剣介くんのお誕生日でもあるんです!!これは!!めでたい!!まさか推しと同じ誕生日だなんて……なんという偶然だと知った時はめちゃくちゃ驚きました……。後続について沼って行こうと思い、いろんな曲を聴いて、「なんとなく曲の雰囲気はGrowthが一番好きだなあ」「あれめっちゃGrowthっぽくない元気系男子いるじゃんかっこいい」「え~戦隊ものに出るのが夢なの?ぽいねえ。でもキミGrowthっぽくはないのに……え、でもここにいるキミって一体……?」「えっ誕生日私と一緒!?」「えっリョウくんとコウくんとジュニアの同期!? えっそんな過去が!? 推す!!」という大雑把に言うとこんな嵌まり方をしたのですが、毎年この日にケンくんが沢山の人に祝われているのを見ると私まで勝手におすそ分けを頂いた気持ちになれてハッピーです。

ケンくん本当におめでとうございます。マジで幸せになってくれ……。

 

 

 

話は打って変わってちょっと暗いかもですが、今日だから書いておきたいこと。

 

毎年誕生日が来る度につくづく思うのですが、「今年も頑張ってよく生きたなぁ私」って(笑) 真面目な話、私は20歳になったその日までそこから先を生きていくつもりがありませんでした。成人したくなかったんです。絶対に20歳になんてなるもんかと思って生きていました。成人式にも同窓会にも行きませんでした。20歳の誕生日が来てしまった時、「あーマジかー」って絶望したのを覚えています。というのも、まあ色々ありまして、まあ病気もしまして、18の終わりから19,20,21くらいの間、父親や母親との確執や、精神的肉体的からくる体調不良、職場や学校や家庭での人間関係が上手くできなくて、結構追い詰められて「もう今ここで死ぬかそれとも明日まで生きてから死ぬかどっちか選べ」みたいな毎日を過ごしてたんです。自分の人生に絶望していたし、外では元気に働いたり友達といたり好きなことしていても毎日すっごい辛くて。私という自分が生きていることが。「え、なんで私の人生始まったんだろう?」「私のこと勝手に産みやがって私の人生勝手に始めやがってこの野郎」って親に対して毎日思っていたんです。何をしても不甲斐ない自分を親に申し訳なく思っていたし、同時に親を苦しめて私を産んだことを後悔させてやりたいとも思っていた。初めて言いますがその当時自傷行為も2、3年ほどしてしまっていました。父親や大人の男性、電話で会話することや電話をしている男性を見かけること、人の怒鳴り声、電車などが苦手で、私の世の中に生きづらい要素が沢山溢れかえっていて毎日がサバイバルでした。不眠症に関しては今も薬を処方してもらっています。多分おばあちゃんになっても飲み続けなきゃならない。

22歳以降もしんどくて「はあ〜まじ20歳からもう2年経っちゃった。まだ生きてるじゃん私。何してんだろ」とか考えてました。誕生日なんてちっとも嬉しくなかった。歳をとることが苦痛だった。20歳の誕生日からもう何年経ってしまったって痛感させられるのが辛かった。夢も希望もやりたいこともなりたいものも楽しいことも未来も信頼も相談する相手も信じられる人も何一つ無かった。

 

今はいろんな出逢いがあって、ご縁があって、私なりに学んだり、環境の変化や、それで受け容れられることとやっぱり駄目なこともあって、でもやっぱり生きるっていくつになってもしんどいんですよね。多分それは私だけじゃなくて生きている誰もがそうなんですよね。

今は元気にオタクしてるし小説書いてるしライブ行ったりイベント行ったり、くっそ今日も全然書けねえ〜〜とか喚きつつ大変ハッピーに過ごしております。念の為!ご心配なきよう!

 

今日、誕生日にこれを記しておきたかったのは、あの頃の私と同じように生きることに苦しんでいる19歳の女の子を知っているからです。彼女がこの日記を読んでくれている可能性は低いと思うけど、目に止まることがあったら嬉しく思う。君は君が思っている以上に毎日頑張っているよ。私はもう20歳の誕生日から何回目の誕生日をこうして迎えたのか。どうしてか私にもよく分からないけれど、でもなんかねえ、私今も生きてるんだよ。多分諦められなかったんだろうねえ、色々。でも全然後悔してないよ!勿論今だって辛いこともあるけど今はむちゃくちゃ楽しいよ。あの時欲しくて求めていたものが、ある程度だけど今は傍にあるよ。ありがたいなあって心から思っている。叶えたい夢もあるよ。絶対に叶えてやるからなって図々しさも身に付いたよ。人生の戦闘能力も上がってるよ。その今を生きる辛さの半端ない労力と苦しみを知ってるからこそ、軽い言葉で「大丈夫!未来は明るいさ!なんとかなるよ!」なんてとても言わないけども。

 

だからキミが、苦しんでいるどこかの19歳のあなたが、私みたいな「20歳以降も気が付いたらもう何年も生きて来ちゃってる人」1つのサンプル的な感じで見ていてくれると嬉しい。私は今年の誕生日を迎えられて幸せに思うよ。

 

 

今宵のBGMは

椎名林檎さんで「公然の秘密」でした。

ごきげんよう