こはくのひとり処

小説を書く限界腐女子オタクが日々思ったことについてひとりごとを溢していく処。

140字で済む話

 

‪多分それを突いたら終わりみたいな匂い。きっと金木犀の香りの良さを理解できないけれど桜の美しさは理解できる、みたいな、ずれ。発語のために書いているだけで、書かないのならば死と同じ。死んだ私と書かない私は同じ私だろうか。狡い私は次の金木犀が咲く前に言葉を一つ覚えたいとか思っている、ずれ。